あなたがロマンチックな考えの持ち主だとしたら、夫婦のつり合いなんて考え方を軽蔑なさるかもしれない、身分とか経済とか教養とか体力とか、そうしたもののつり合いよりも、ただ、なによりも愛情と理解さえあれば、それだけでじゅうぶんだ、とおっしゃるかもしれません。そしてさらに、つり合いをうんぬんするなどということは、へんに分別くさい功利的な考え方だとさえいわれるかも知れません。たしかに、映画にでてくる若い女性は、公園の.ヘンチで知り合った、氏素姓のわからない奇妙な男と恋をしてハッピー・エンドになりますし、貧しい女事務員は、大金持の坊ちゃんと恋に落ちて、めでたく結婚式をやっています。だから、ロマンチックなあなたが、夫婦のつり合いという地道な考えにあまり重きをおかないとしても、あなたばかりを責めるワヶにはいきますまい。なにしろ映画の恋愛は男と女のつり合いがとれていることが少なければ少ないほど、それだけロマンチックで面白いのですから。けれども、この点で恋愛と結婚はたいへんちがいます。恋するにはつり合いのないほうがいいのですが、結婚はつり合いがとれていないと、なかなか成功いたしません。いまあなたは愛情と理解さえあれば、と考えていらっしゃるかもしれませんが、つり合いがとれていないと、第一、このおたがいの理解ということがむずかしいのです。農夫の娘さんと王子とは、美しい男、美しい女として愛し合うことはできますが、いろいろな生活の感情をおたがいに理解することはできないかと思います。なにしろ、二人がいままで生活して来た環境も習慣も、全部天と地ほどにちがっているのですから。恋愛と結婚は違うところが多いですので、出会った素敵なパートナーをよく見極めましょう。

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